ウガンダ国内を移動していると、昼間から井戸端会議に盛り上がっている風景が良く見られる。これが日本人には不勤勉に映ることがあるようだ。”なぜ、彼らは働かないんですか”、“彼らには職は、収入はないのですか”などなど。
朝から夕方まで、月曜から金曜なり土曜まで、毎日働き続けるのは先進国の人たちだけではないだろうか。
ウガンダ人の彼らにも、ちゃんと仕事はある。その殆どは”自給自足”だ。農業であったり漁業であったりするわけだが、わざわざ日中暑いときに作業はしない。働くのは、早朝か夕方だけだ。
だから、彼らには定刻もないし、定期的な収入もない。彼らの年収などは、第三者が計算してあげないと出てこない。
このように、自給自作に依存する人たちが、ウガンダの人口の8割りを占めるといわれている。ここに、ウガンダの根本的な豊かさが象徴されている。ウガンダでは、食べることには、困ることがない。
ハンバーガーとかでなくて、いつも通りの一食を得るのにかかる時間を、調査したら、ウガンダは一食当りの労働量は、きっと少ないのでは。