1994年、当時のウガンダ人は「ケチャップ」と「マヨネーズ」という単語を知りませんでした。2009年の時点で未だ、缶詰を食べたことのない人が多いくらいなので、不思議ではなかったのでしょうが。
「ケチャップ」は「トマトソース」で、着色料ばりばりのゼリーみたいなものばかりで、一部の高級ホテルでのみ「ヘインズ」のケチャップがあるだけでした。その高級ホテルのウェイターでさえ、「ケチャップ」という単語は知らず、「トマトソース」と読んでいました。「マヨネーズ」はどんなレストランにも置いていなかったと思います。
なので、レストランで「ケチャップ」や「マヨネーズ」を頼むと良く馬鹿にされました。「何その言葉?」、「何語?私は中国語は分からないよ。」、「英国式英語で話して。」、お前らみたいな馬鹿に馬鹿にされたくないと、良く思ったものです。
それがどうしたものか、あれから10年以上経って、「ケチャップ」を殆どの人が知っているようになりました。「マヨネーズ」を知っている人もかなり多いです。