ウガンダ15年 エイズ

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1994年、この頃ウガンダはエイズ流行の全盛期は既に過ぎていて、少し落ち着いた状況だったようです。分かりやすく言うと、感染者は亡くなったので、感染者が減っていたということです。当時ウガンダはエイズの発祥地などと言われていて、ウガンダ・エイズというイメージがとても強かったです。

少し前まではエイズでしょっちゅう人が死んでいたと皆が言っていましたし、その頃でも毎週末必ず誰かが誰かの葬式に行っていました。亡くなった理由ははっきり言いませんでしたが、その多くはエイズというのが周知の事実でした。

私の周りでも、雇っていた社員が体調を崩して退職して、数ヵ月後に亡くなったのが複数いましたし、お客さんや知人でもエイズで死んだ人が何人かいました。

その頃は、エイズ撲滅活動が今よりもっともっと積極的に行われていて、コンドームの使用やセーフ・セックスを呼びかけるラジオのコマーシャルが、昼間からばんばん流れていました。当初倫理観を疑いましたが、その成果があがり、ウガンダはエイズ撲滅に成功した国としてWHOに表彰されたくらいでした。

今では、南部アフリカのほうが感染率がずっと高いようですが、ウガンダ・イコール・エイズだったのが、嘘のようです。現政権がエイズの流行を隠さずに、国を挙げて撲滅に取り組んだ成果だと思います。

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