ウガンダにはたくさんの種類のバナナがあるため、それぞれに名前が付いている。一番多く生産・消費されているのが、食用バナナの「マトケ」。主食用だが、植物学的には食料バナナでなく果物バナナに属するらしいと聞いたことがある。青い(実際には緑色)うちに収穫して、煮たり蒸したりして食べる。もともとウガンダの中心部の主食だったが、西部にもかなり広まっている。
黄色い果物バナナには、「ボゴヤ」と「メンブ(西部ではカバラガラ)」があり、前者は日本で売られているバナナよりも少し長めのもので、後者がいわゆるモンキー・バナナ。他に、アルコール用もある。
で、上の写真のバナナが「ゴンジャ」。通常皮を剥いて炭焼きにする焼きバナナ用に使われる。ゴンジャが熟れると、物凄く甘くなり、甘いものが好きな私でも一本食べきれなかったほど。
ウガンダでの取材や撮影のコーディネートは和田篤志まで。
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