ウガンダでの生活 笑い

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新しい書庫、「ウガンダでの生活」。ウガンダに住むのに役立つ情報を書いてみようと思う。第一回目は、「笑い」。

異邦人が現地の社会に入り込んで住むには、何か共有するものを持つことが大切だと思う。同じ言葉を話すとか、同じものを食べるなどあるが、その中でも最も強いのが笑いだと思う。

ウガンダの社会は、日本のように娯楽にあふれていないため、人を笑わせるのはそんなに難しいことではない。多少、気難しい人でも、一旦その人を爆笑させれば、打ち解けた関係になれる。ある何かを面白いと思う感覚をその人と共有したこと、相手に楽しませてもらったことが、人との距離を縮めるのだと思う。

なので、普段からネタを考えておくと良い。アフリカは全般的に性に閉鎖的なので、下ネタは良くない。相手が笑ったとしても、自らを陥れているので、良い関係には結びつかない。それと同じ理由で、自嘲的なギャグも良くない。それと、当たり前のようだが、自分が面白いのではなく、相手が面白いと思うギャグを考えないといけない。

あまりひねらずに、分かりやすいギャグがいい。言うのが馬鹿馬鹿しいくらいくだらないものが受けると思う。

ある日、かばんの中に何が入っているかを聞く警備員に、「ヤギが入っています。」と言ったら、馬鹿受けしていた。やはり、くだらなさが肝心だと思った。あと、請求書ちょうどの金額を払っておいて、「お釣りをください。」と言ったのも結構受けた。

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