映画 『ウォーダンス』

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映画として面白かった。内容は見てのお楽しみとして、お勧めできる作品だと思う。

しかし、映像に携わる人間としては、実に悩まされる映画だった。内戦を経験した子供が当時を語るのが、作品全体のナレーションになっていて、内戦中の聞くに堪えないような内容がたくさん出てくるのだが、もっと耐えがたかったのは、それを朗読した子供たち自身だろう。かなりきれいな朗読なので、一度大人が書いたものを練習して読んだのかもしれない。途中で泣き出す子もいて、もう話さなくて良い、という気分になる。

が、映像としては、それが一番分かりやすく、伝えやすい。同時に、子供を傷つけてまで撮るのとか、もっと違う表現方法ってないのかな、なんて考えてしまう。

ただ、もう撮ってしまったものだし、作品に公平性もあるようだし、皆で見ればいいと思う。

それと、この作品も内戦の悲惨さだけを描いて、その原因や背景は描いていない。映画でもテレビでも、時間の制約があるので仕方がない。もし、この映画をみて関心を持った人には、その背景もぜひ勉強して欲しいなと思った。

http://www.wardance-movie.com/

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