こぼれ話 12 ナンバーロック
新聞売り
強烈な見出しを1面に掲げた新聞があったので、車を止めて路上の新聞売りからその新聞を買った。信じられないような見出しだった。その新聞を買って、私は新聞売りに聞いた。「これ、本当だと思う?」新聞売りは答えた。「私は嘘だと思う。」
感想:君ハ正直ダ、と思った。でも、買う前に言ってよ、って思った。
ホンダ・アシモ
人間型ロボット、ホンダアシモの新型の動きをユーチューブで見た。機械を動かす技術がここまで来たのかと、とても感慨深かった。なので、その動画をウガンダ人にも見せてあげた。その人は、「中に人間が入ってるんでしょ。」と言って、無人ロボットであることを信じなかった。
感想:アシモより、お前の感想の方が面白かったわ!、と思った。なんで、私がロボットだって言うのに信じないのかしら。
先導バイク
ある不慣れな場所で、その場所にちゃんと行ける自信がなかったので、その町のバイク・タクシーに先導をお願いすることにした。「この場所を知っていますか。」、「そこまで案内してくれますか。」全ての質問対しての答えは、「はい。」だった。お金を払って出発した。バイクはいつまで経っても、私の後をついて来る。車を止めて、前を走るよう伝えた。答えは全て「はい。」だった。また後ろを走るので、車を止めたが、また質問をしたが、答えは全て「はい。」だった。この人とお話をするのは、もう止めようと思った。
感想:とてもすがすがしい気分だ、と思った。
ナンバーロック
あまりパソコンが得意でない方から、時々相談を受ける。その日は、ノート・パソコンのキーボードが故障したから、見て欲しいとのことだった。キーボードの故障なんて、私が見て分かるものか、良く分からなかったが、とりあえずパソコンを持って来てもらった。「NumLk」のキーを押したら、キーボートがちゃんと機能した。
感想:やはり基本が大事だ、と思った。大変な修理でしたと、10万シリングくらい請求しようかと思った。(←嘘、そんなことはしません。極めて正直者です。)