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コンゴといえば、コンゴ河。長さはナイル河に劣るものの、アマゾン河にも勝るとも劣らぬ流域の面積を誇り、この一帯にする魚類は1,200種、しかも800種の固有種が生息するとのこと。上流の広大な熱帯雨林といい、ナイル河の源に住む私にも憧れの河でした。
コンゴ河を、キンシャサから2時間半ほど遡上してみました。
左上:コンゴ河で漁をする二人。置き網を引き上げているようだった。
中上:カヌーで移動する若い女性二人。日用品を運んでいるようだった。ここにプラスチックの椅子を置くあたりが、固定概念がなくて良い。
右上:日没前に漁に出る漁師たち。多くの人たちが、コンゴ河に幸に依存した生活をしているようだ。
左中:コンゴ河に浮かぶ大型の木製の船。上流まで2週間以上かけて、移動するらしい。
中中:キンシャサから東に1時間ほどにあるキンコレ港。3-40メートルはあるような船が2-30艘ほど泊まっていた。物流の拠点になっているようで、とても賑やかだ。
右中:左中の船は、実は浅瀬で立ち往生していた。それも人が押して、浅瀬から脱出しようとしている。人が車を押すのは、アフリカでは時折見かけるが、こんな大きな船を押すのは稀なのではないか。
左下:コンゴ河沿いの漁村の家。雨期になると河の水位が上がるため、高床式になっている。
中下:浜に見送りに来てくれた子供たち。この浜も、雨期になると全て水の下に埋もれてしまう。
右下:食事をする男性。雨期になると、隣の家に行くのも、カヌーを漕いでの移動になるらしい。
追伸:乾季で空気がガスっていたため、川幅が10キロにも及ぶコンゴ河を表現する写真が撮れませんでした。失礼。