ウガンダの新聞 反同性愛法案 立法成立

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2009年に国会にかけられた反同性愛法案が、6年目にしてようやくウガンダの法律になりました。

モニター紙、2014年2月24日
ムセベニ大統領、反同性愛法案に署名、スピーチ全文
http://www.monitor.co.ug/News/National/Museveni-s-Anti-Homosexuality-speech/-/688334/2219956/-/vinrt7/-/index.html
法案に署名した際の大統領の声明文全文。横柄で軽率な西洋団体が、学校で生徒たち同性愛に勧誘している、西洋の文化を理解することができない、など歯に衣着せぬ発言が続きます。また。ウガンダは援助の要らない豊かな国だ、援助自体に問題があるとも発言したようです。

ニュービジョン紙、2014年2月24日
ウガンダ、反同性愛強化の11か国目に
http://www.newvision.co.ug/news/652905-uganda-11th-african-state-to-tighten-gay-laws.html
反同性愛の動きを強めているのは、ウガンダだけではないようです。アフリカで11各国目となっています。

モニター紙、2014年2月23日
私はロシアと働く、ムセベニがオバマに告ぐ
http://www.monitor.co.ug/News/National/I-ll-work-with-Russians–Museveni-tells-Obama/-/688334/2217532/-/w6gkn6/-/index.html
オバマ大統領が2か国の関係性が複雑になると発言したことに対しての、ムセベニの反論です。ロシアは本国の政治と他国のそれを混ぜないから、ロシアを選ぶと言うことのようです。現状においては、中国も同様と言えるでしょう。

モニター紙、2014年2月26日
ノルウェイ、反同性愛法をめぐり、援助800万ドル削減
http://www.monitor.co.ug/News/National/Norway-cuts-Shs20b-aid-over-anti-gays-law/-/688334/2222048/-/m53v1l/-/index.html
で、早速反応を示したのがノルウェーです。西洋から押し付けられた、民主主義制度に基づいて行動をした結果です。アフリカにおける西洋の矛盾の典型的な例と言えます。だったら、最初から民主主義などという言葉は使わずに、欧米の言いなりなれ、と最初から明言すべきでしょう。

しかし、この関連の記事は書き込みが多く、また反欧米の意見が圧倒的に多いのが特徴です。植民地から独立して50年ほどで、且つ援助依存体質の最貧国のウガンダが、欧米相手にアフリカの常識における正論を堂々と発言しています。それに対し、日本は未だに憲法の改正さえできず、GHQ時代に始まる彼らの洗脳教育に染まったままと言えるでしょう。

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