ウガンダの新聞 アフリカにおけるウガンダの影響力

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久し振りのウガンダの新聞ですが、今日はアフリカにおけるウガンダの影響力に焦点を当ててみます。

「ウガンダ、ソマリアに新たに派兵」
2014年4月17日、ニュービジョン紙
http://www.newvision.co.ug/news/654630-uganda-deploys-new-force-in-somalia.html
ウガンダは、以前からアフリカ・ユニオンを通じてソマリアへ平和維持軍を派兵していますが、国連職員の保護の目的で410名が新たに送るとの記事です。現在、複数の国がソマリアへ平和維持軍を派兵していますが、派兵数はウガンダのものが最大です。

「世界銀行、ウガンダへ5億ドルを」
2014年5月28日
世界銀行がウガンダへの支援5億ドルを承認したとの記事。2.45億ドルは油田地区のインフラ整備、1.75億ドルはカンパラのインフラ整備に使われるようです。

「ウガンダ、中央アフリカへ800名の派兵追加を国連と協議」
2014年5月31日、イースト・アフリカ紙
http://www.theeastafrican.co.ke/news/Uganda-in-talks-with-UN-over-CAR-troops–lines-up-800-more-/-/2558/2333004/-/7qwmps/-/index.html
中央アフリカへ平和維持に800名の派兵を国連と協議しているとの記事。また、現在既に400名のウガンダ兵が中央アフリカにて、神の抵抗軍の一掃活動を行っているとあります。

「国連、南スーダンでの活動にウガンダ軍を要請」
2014年6月2日、ニュービジョン
国連が、南スーダンの平和維持に、ケニア、エチオピア、ウガンダから4千人の増兵を検討しているとのこと。

「ウガンダ軍、ソマリアの残留」
2014年6月2日、アフリカ・レポート
http://www.theafricareport.com/East-Horn-Africa/ugandan-troops-to-remain-in-somalia.html
先月、ソマリアで平和維持にあたるウガンダ軍が3名殉死したが、今後もソマリアでの平和維持活動を続けるとの記事。

「マシャール、『私は我が軍を完全に制御していない』」
2014年06月2日、レッド・ペッパー
http://www.redpepper.co.ug/machar-i-am-not-in-full-control-of-my-forces/
南スーダンの反政府軍の長(旧副大統領)が、反政府軍を完全に制御していないとの発言をしました。先月、和平合意に署名したばかりでしたが、半ばそれを覆す展開になりました。

書いていて、改めてアフリカでの戦争の多さを感じますが、現在のウガンダ軍の派兵数は、ソマリア8千人、南スーダン4千5百人、コンゴ3千人と、アフリカの番人といえます。反同性愛法では多くの批判を受けつつも、世銀から融資を引き出し、この影響力の大きさを考えると、アフリカの治安を保つ上で、外すに外せない人物になっているのかもしれません。

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