新年の花火 2021年

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明けましておめでとうございます。

 

毎年、元旦にウガンダの花火の写真を紹介していましたが、ウガンダも例に漏れず今年は花火はありませんでした。夜間外出禁止令が続いており、そもそも花火を見に行くこともできません。

 

赤道直下にあり季節感のない当地で、あまり節目のない1年1年を過ごすことに慣れている私ですが、今年は例年以上に節目なく1年が終わりました。2020年がもう終わっていて、既に2021年になっていることが半分信じられないような気分です。

 

日本には四季があって、季節には時間の経過を人に伝えるという役割があったのかなと思います。季節が変わって、気温が変わって、着る服も変わって、家の中の暖房や冷房も変わって、季節ごとの行事やお祭りもあって、1年が過ぎたことを体で感じて、季節が人に時の経過を刻み込んでいるのでしょう。

 

今年、例年よりもさらに節目のない1年を過ごし、改めて四季があることの価値を認識しました。四季がありながらも行事が少ないなど、日本でも今年は季節を感じることは少なかったのでしょうか。

 

人の行き交いを生業としていて、今年はコロナの影響を強く受けた1年間でした。ただ、物理的な行き来ができないことで、現地に住む我々に求められるものが変化し、その役割はより重要になるのではないかと考えています。これを機に社会が本当に大きく変わるのか、ワクチンの普及などで少ししたらあっさりと元に戻るのか、この1年でどう社会が変わっていくのか、どう落ち着くのか、とても興味深く思っています。

 

2020年と同様に2021年も社会の変化は続くでしょうから、どんな新しい需要が生まれて、どんな新しい供給が求められるようになるのか、今年は模索が続く1年になるのだろうと思います。

 

 

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