犬の散歩 2

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次男が学校の寮生活に戻り、犬の散歩は私の仕事になった。

 

仕事が押すと行けなくなるので、夕方ではなく朝散歩に行くようにしていたのだが、朝から散歩に行く元気がなくて、最近は夕方散歩に行くことが多い。

 

私の散歩コースは郊外の住宅街だが、ロックダウンが終り、散歩中に見かける顔ぶれが変わり、人々の様子も変わってきたように見えるので、いくつか書いてみる。

 

先ずは、下校中の子供たちを見るようになったこと。友達同士で楽しそうにお喋りをしながら、歩いて帰宅する子供たち。こういう光景を見ると、学校が再開になって本当に良かったなと、こちらまで嬉しくなる。

 

次は、遅くなっても、人通りが減らないこと。ロックダウン中は19時までに帰宅しないといけなかったので、18時半くらいから歩く人もバイクも車も皆急ぎ足になってきて、19時前になるとあまり人も車も見かけなくなり、犬の散歩が遅くなって、通りにいるのが自分一人ということもあった。今は、少し遅い時間になっても、歩く人が多いし、皆ゆっくり歩いている。

 

私が住んでいる地域は比較的外国人が多く、ロックダウン中は散歩中に歩く外国人を見かけることも多かったのだが、なぜかロックダウンが終りさっぱり見なくなった。

 

加えて、見なくなったのが、犬の散歩。ロックダウン中は犬の散歩に出くわすことが多くあり、お互いの犬が吠えたりリードを引っ張ったりするのを避けるために、他の犬が見えたら、歩く走る速度を変えたり、道を渡ったり、ルートを変えたりしていたのだが、最近はその必要がないくらいだ。皆、家にいる時間が減って、犬の散歩の機会も減ってしまったのだろうか。

 

コロナが始まるまでは社会が開発され成長していくことが良しとされていたが、コロナが始まって本当に成長って必要なのかしら、仕事はほどほどの方が楽しい人生になるのではなど考えていたが、また成長なり大量生産大量消費を良しとする社会に戻っていくのかなと、散歩をしながら思った。

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