アボカドの生存率

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年末にかかわらず、異なる仕事が目が回るほどいろいろ舞い込んできて、現実逃避のために庭仕事を始めた。

先ず、草刈りをしようかと思ったのだが、庭に生えているアボカドの小さな実がゴロゴロとたくさん転がっているのに気付いたので、それを拾うことにした。バケツを持っていなかったので、先ず芝生の外に転がっていたアボカドの実を投げた。面白がって犬が寄ってきたので、犬に向こうに行くように言った。

庭に転がっているアボカドの実をほぼ全て回収して熊手で集めたら、かなりの量だ、大きさは2-3センチで、熟すことなく枝から落ちてしまったものばかりで、自生しているアボカドでなんの手入れもしないため、こうなっているのだろうが、食卓に載るアボカドの数を考えると、かなり生存率が低いことになる。私が回収する前に、腐って地面に消えたものもあるだろうから相当だ。アフリカは乳児死亡率が高いというが、また植物と人間を比べるのもおかしいが、食卓に載るアボカドはかなりの競争に勝ち残った強いアボカドであることが分かった。それと、産まれたらほぼ確実に生き残る現代のニンゲンはやはり特殊な存在だなと思った。

と、いつまでも現実逃避を続けることもできないので、草刈りはせずに、アボカドの実の掃除を終えたところで、仕事を始めた。

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