本「植物は〈知性〉をもっている 20の感覚で思考する生命システム」

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少し前に、ケニアのマサイマラ国立保護区に行った時のこと。案内をしてくれたのは、周辺のマサイの村の年長者で先祖代々その地に住んでいるとのことだった。彼が言うには、動物の数が増える周期があって、何年かおきに動物の数が増えたり減ったりするらしい。植物の量が上下することで、それに比例して動物の量も変わるのだという。彼にどれだけ科学的な見識があるかは知らないが、植物がないと動物が生きていけない食物連鎖の原則を考えると当然ともいえる。

それからは、家の庭の雑草が成長するのを見て、毎年庭のアボカドの木に実がなるのを見て、当たり前といえば当たり前のことなのだが、植物が動いていること、植物が一生懸命生きようとしている姿を意識的に考えるようになった。

それで、読んだのがこの本。「植物は〈知性〉をもっている 20の感覚で思考する生命システム」でした。植物の世界がこんなに不快のかと感心しながら読みました。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784140816912

お勧めの一冊です。

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