
アフリカ回想録2022 身体障がい者
自分の事務所で仕事をしている最中に、急に下半身が不自由な物乞いが現れて驚いた時の話をしてみる。 私がウガンダに来てまだ半年も経たない頃の出来事の話だが、1994年のカンパラは貸しビルの数がとても少なく、あっても独立当時に…
自分の事務所で仕事をしている最中に、急に下半身が不自由な物乞いが現れて驚いた時の話をしてみる。 私がウガンダに来てまだ半年も経たない頃の出来事の話だが、1994年のカンパラは貸しビルの数がとても少なく、あっても独立当時に…
かなり前の話だが、地元の会社と商取り引きの話をしていて、問題が起きた際の対応について協議したかったので、その点について話したのだが、取引先の回答はまだ問題が起きていないから考えない、問題が起きたらその時に考える、だった。…
コロナの流行中、皆が政府の施行したコロナの規制を守ったり、守らなかったりすることがあった。コロナ流行の初期は空港も封鎖されロックダウンが施行され、見知らぬ病気に対して過敏な時期があって、皆が神経質になって規制を守った。次…
前回、ウガンダ人の外国人との接し方について書いたが、今回はエチオピア編。 エチオピアは、アフリカでは数少ない植民地化、保護領化されなかった国の一つだ。エチオピアにはなんども出張をしているが、やはり他のアフリカの国とは違う…
私の住むウガンダでは1970年代に国籍を問わずアジア系の移住者を追放した歴史があり、その時にアジア系以外の外国人も殆どがウガンダから撤退した。追放された外国人をウガンダに呼び戻したのは1986年に政権をとった現行の大統領…
前回に続いて、日本人がどうアフリカを捉えたのかというお話。その高齢の女性は戦中、戦後を体験している方だった。 その女性と私はウガンダの村を訪れた。電気も水道もない農村で、彼らの日常を見学するのが目的だった。家電はなく、水…
今まで私の見たアフリカの人のことを書いてきたが、今回はアフリカに来た日本人のことを書いてみる。予めアフリカのことを勉強してくるのは良いが、何事も学んだことの延長上に見てしまい、目の前のことを先入観なく純粋な主観で捉えられ…
10年以上前に犬を飼っていた時、不慮の事故で私は自分自身でその犬を殺してしまったことがある。犬は頭から血を流しながら、自分の犬小屋までふらふらと歩いていって、そこで倒れた。事故を起こした自分を責める気持ち、病気がちな犬を…
我が家の第二子、長女の出産の時の話。もういつ生まれてもおかしくないという状態で前妻が入院したのだが、泣き言やわがままを言うなど、病院で迷惑をかけていたようだ。私は、朝、昼、夜など時間が空いた時に様子を見に行ったのだが、看…
私が今までアフリカで体験したこと、見聞したことを振り返りながら、いろいろ書いてみようと思う。 私にとってのアフリカは日常であり非日常ではなく、居住地であり旅先ではないにもかかわらず、どれだけ慣れ親しんでも、どれだけ時間が…