凝り性というか、少々嵌りやすい性格で、若い頃はその対象が自動車だったり、小説、映画だったのが、最近はカメラや映像だったりする訳だが、今でも一時的に一つの物事に没頭ことが度々の私である。取材の仕事に携わる時は、その番組の題材にそれなりに嵌りながら取り込むことも多い。
で、その私が今嵌っているのが、笠置シズ子の「買物ブギ」だ。この前、Youtubeの動画で最近の日本語ラップに出くわしたのだが、どうもさっぱり感情移入することができず、ネット検索で見付けたのが、笠置シズ子の「買物ブギ」だ。大阪のおばちゃんが等身大の自分でいて自分の言葉で表現するから実感があるし、ビートが効いていてリズムカルで超ファンキーで強く引き込まれて、嵌ってしまった。
あぁ1日中ひと時足らず笠置シズ子の「買物ブギ」を聞いていたい、最低1日20-30回この歌を聞きたい、できたら笠置さんにウガンダに来て欲しい、いや私が日本に行くべきなのか、少なくともタワーレコードで笠置さんのCDかLPを買いたい、私も「オッサン、オッサン」って何度も言いたい、そして私のパソコンや携帯のパスワードは全て「kaimonoboogie」にしたい、もう笠置さんなしでは生きていけないかもしれない、考えることはそんなことばかりだ。
また、多くの人がこの歌のカバーに挑戦していることを知った。しかし、オリジナルを超えるものはないというか、マイケル・ジャクソンとか間寛平のギャグと同じであの個性があって初めて成立する歌なのだろうかと思った。あの歌を歌える人は、大阪弁が流暢な人、コメディーの要素のある人、押し出しの効く人と考えると、現代では上沼恵美子さんが適任なのだろうか。
調べてみたところ、この歌は戦後5年目の1950年にできたようで、エルビス・プレスリー、ジェームス・ブラウン、スプリームスが出てくるだいぶの前ということになり、そんな時代にこんなファンキーな日本人がいたというのに心底驚いた。