アフリカのとある国に出張した。空港に到着し、そこから真っ直ぐ一つ目の面談に向かった。12時半にそれが終わり、次の予定が3時と少し余裕があるが、先ずは食事を済ませて、その後でホテルに荷物を降ろしに行くかなど、その後の時間の潰し方を考えることにした。
いつもより渋滞が多かったのと、運転手が何度か道を間違え、少し時間がかかったが、以前に行ったことがあるレストランに着いた。中に入ってみると、席はほぼ満席で、キッチンも忙しそうにしていて、ウェイター、ウェイトレスも接客に出てこない。この状況からして、食事が出てくるのには、相当時間がかかること間違いなしと思い、席に着くことなく、レストランを出ることにした。アフリカに長く住んでいるので、この手の判断は素早くできる。
そして、次に以前からよく利用していたホテルのレストランへ移動した。席は4分の1くらいが埋まっていて、こちらは余裕がありそうだった。次の予定まで1時間半ある。食事を注文した。30-40分くらいしたところで、先着のテーブルに食事が運ばれ始め、彼らが皆食事を待っていたことが分かった。あまり状況が良くないことが分かり、どのような状況になっても、次の予定の30分前になったら、レストランを出ることを決めた。
予想通り食事は出てこなかったので、まだ運ばれていない食べ物分も含め、支払いを済ませて出発することにした。レシートを待っている間に食事が運ばれてきた。背負っていた荷物を降ろし、食事を食べようとしたが食べられなかった。その肉料理は肉がガリガリに焼かれていて、ナイフで肉が切れないほど固く、既に悪くなっていた冷凍肉を解凍して焼いてみたが、どうにもならず結局ガチガチに焼き切ってしまったのだろう。野菜と芋料理が異様にたくさん盛られていたが、時間もないので、手は付けないことにした。
そして、次の予定の場所までの移動中にあるファストフード店に入って、テイクアウトした食事を車内で食べることにした。ファストフード店に入ったが、レジは一つしかやっていなくて、短い列に並んだ。なにを話したらそんなに時間がかかるのだろうかと思うくらい、先に並んでいるお客さんはレジでいろいろ話している。私の一人前のお客さんまで順番が来たが、またも長々と話し始め、その前に注文したお客さんもカウンターの中の人と、何かしら揉めている感じで話していて、世界的なチェーン店とは思えないほど、店員もお客さんもゆっくりとしていた。前払いで食事代を支払い、食べ物を受け取ることなく、出発することになることがほぼ間違いなしだったので、注文せずに店を出た。
3時の約束を遅らせることもできたが、その後の予定が全て遅れてしまうので、結局昼食は食べずに午後の仕事を始めることになった。アフリカで食事に時間がかかることは想定内なので、余裕を持って予定を組んでいたにもかかわらず、2時間半かけて食事ができなかった。流石に、今時アフリカの首都ではなかなかないことなので、本当に呆れてしまった。
今回泊まったホテルのレストランは、驚くほど料金が高かったのだが、1日ずっと何も食べていなかったので、スープ、メイン料理にデザートまで頼んだら、食事代が70ドルになってしまった。私はお酒を飲まないので、食べ物とお水だけで1万円越えだった。昼食も食べていないだけで、支払いは済ませているので、これが2食分という計算にもならない。
翌日、ウガンダに帰国する便に乗るべく空港でチェックインを済ませた。19時発、21時着の便で、機内食はないに等しい便で、離陸前に何か食べておかないと、22時くらいまで食事ができない計算になるので、空港内のレストランで夕食をとることにした。食事を注文したが、食事が運ばれてこないまま、30分以上が経過し搭乗時間になったので、飲み物代のみ払ってレストランを出た。支払いの際にキッチンの中が見えたが、まだ他のお客さんの食事を作っていて、私の分には着手していない様子だった。
免税店に行き、ナッツとチョコレートを買って、搭乗前の待合室で食べることにした。豆を食べ始めたら、止めることができなくなり、胃腸に悪そうだな思いつつ、静かな待合室の中で他のお客さんの視線を時々感じながら、バリバリと音を立てながら、豆を食べ続けた。
商談においては実りのある内容になったのだが、食事面においては過酷なルワンダ出張になってしまった。