朝から一瞬たりとも休む暇なかった私は、夕方気分転換の意味を含めて近所の商店に入る。
カウンターの手前に黒人女性(以下、女)、その奥にインド人の男性(以下、男)がいる。いつも通りだ。ミネラル・ウォーターをカウンターの上におき、お金を払おうとする。
女「缶のスプライトが800シリングになっていますが、如何でしょうか。」
私「、、、、、。(ごめん、早く帰りたいの、、、)」
レジに5,200シリングの表示、1万シリング札を差し出す。
女「200シリング、お持ちですか。」
私「、、、、、。(ごめん、疲れて話す元気がない、、、、早く帰して。)」
男「(女に向かって)彼らはね、喪服中は日が沈むまで喋ってはいけないんだよ。」
私「、、、、、、。(かすかに笑う。)」
女「でも、笑ってますよ。」
男「笑うのは、良いんだよ。でも、喋ってはいけないんだよ。そうですよね。すみません、答えられないんでしたね。」
お釣りを受け取り、男の顔を立てて、無言で立ち去る私。十分な気分転換になっていた。