月曜日の朝、新聞にマラソンのゼッケンの配布のお知らせがあり、早速取りに行く。他の人は携帯にもメッセージが入っていたらしいが。
配布会場に着き、順番を待つ。以前は1時間以上も長い列を並んでいたのに、今回は椅子まであるし、配布期間が1週間もあるからか、待っているのも3人ほどだけ。10分くらいで私の順番が回ってきた。カウンターに座って、レシートを見せる。
1分経過。
カウンターの女性:「名前がリストにありません。名前のスペルに間違いがないか、確認してください。」
レシートを再確認する私。
私:「これで間違いありません。」
カウンターの女性:「では、これから登録をしますので、一番奥の女性にこの旨を伝えてください。」
奥のテーブルに向かう私。
私:「リストに名前がないようなので、登録をしてもらえますか。」
奥の女性:「私は登録はしません。向こうのカウンターの男性に話してください。」
カウンターの男性の前には、二人が待っている。登録ミスの話をしているようだが、耳が遠くて内容がはっきりと聞き取れない。私の目の前の女性は、3人分のレシートを持っているのに、ゼッケンの入った封筒は二人分しか持っていない。彼女もきっと登録ミスがあったのだろう。彼女の順番が終わる。カウンターに座る。
私:「登録ミスがあったようで、私の名前がリストにないようです。」
カウンターの男性:「レシートを見せてください。」
男性がレシートを見て、入力作業を始める。
男性:「チップを南アフリカから取り寄せますので、土曜日に取りに来てください。」
私:「マラソンが日曜日で、土曜日に本当に間に合いますか。」
男性:「金曜の夕方、南アフリカから届きますので、土曜日に配ります。」
私:「届かなかったら、どうしますか。」
男性:「土曜日より早く渡せる可能性もあります。その際は携帯に連絡します。あなた以外にも多くの人が待っているので、大丈夫です。」
私:「今からじゃ、間に合わないでしょ。」
男性:「届き次第、直ぐに電話します。」
事務所に戻り、自分の机に座る。
支払いをした時の担当者を思い出す。机の上に置かれたマラソンの地図を遠目に眺める。複雑な気持ちになる。