
以前にもいくどか紹介しました、カリンズの森。京都大学の研究者がチンパンジーの調査をされている森です。このカリンズ森林を舞台に、スタディー・ツアーを企画しており、その下見に先週行っていました。
この辺りは、道路が森を守っているかのごとく、道路の西は森、東は民家、畑や植林という構成です。ここ以外では、茶畑や普通の畑が森と直接隣り合っていて、緩衝地帯は一切ありません。
森林局が、木の伐採権を販売した結果、森から大きな木はなくなり、現在は二次林ばかりになっているようです。伐採権から得られる収入は年間50万円ほどで、それで周りの社会が潤っていたということもなかったようです。そこで、京都大学の研究者が、伐採権の販売の代わりとなるエコ・ツーリズムを立ち上げました。
この森の周辺の住民の殆どは、この土地に住み始めた1世代目で、生まれ育ったところで土地が足りなくなって、移住してきた人たちです。しかし、その彼らも既に子供たちに分けるだけの十分な土地を持っていないという現状を抱えています。2世代目はまた違う場所で土地を探さなければなりません。
国立公園のようにはっきりと観光目的に守られたところとは違い、もともとは林業的観点で森を捉えていた森林局が管理していたカリンズ森林。新しく始まったエコツーリズムも、国立公園と比べると小規模で行われています。しかし、その立ち上げの過程にあるカリンズ森林は、住民の森との関わり合いや、エコツーリズムとは何かという学習をするのに、とても適した環境といえます。
このスタディー・ツアーの企画ができあがったら、またお知らせします。
因みに、以前お知らせしましたグルでのスタディー・ツアーに関しては、今月後半に第一号となる大学生のグループがやってきます。先月私自身最終打ち合わせにグルに行ってきましたが、なかなか内容の濃いものになると確信しています。今ここで書いてしまうと、お客さんの学生さん達の感動が薄れるので、ツアーが終わった後で、こちらでも詳しく紹介しようと思っています。
ウガンダへのご旅行は、グリーンリーフ・ツーリスト・クラブにて。
http://www.green.co.ug/index.jp.html