コンピューターのメンテナンスはまめにやるほうで、今までパソコンで困るということはあまりなかったのが、今回トロイの木馬(Trojan Horse)というウイルスにかかり、かなり手こずった。
事務所にある4台のパソコンのうち、3台がそれに感染してしまい、通常の作動には問題はないのだが、USBメモリーを指すと、そこに自動的に三つのフォルダが乗り移る。右クリックでプロパティーを見てみると、フォルダーのマークは偽装で、名前のないそのフォルダーは実はフォルダーのマークをしているアプリケーション(.exeファイル)だった。感染したUSBメモリーを、他のパソコンに指すと、自動インストールが始まる。
ウイルス・ソフトのアップデートして何度スキャンしても、また何度そのUSBメモリーをフォーマットしても直らなかった。パソコンにウイルスがいるのは、間違いないのだが。
そこで、パソコン関係の仕事をしているウガンダ人に相談してみたところ、ウイルス・ソフトを変えれば解決するだろうとのこと。少し抵抗があったが、今までのものを消して、彼の勧めるソフトを乗せてみた。すると、そのソフトは見事にウイルスを摘出し、USBメモリーにウイルスが乗り移る症状がなくなった。
しかし、3台のうち1台だけはそのソフトでも発見できないような、OSの深い部分まで入り込んでいたようで、結局OSの書き換えをすることにした。これが一番間違いがない。
どこでウイルスをもらってきたのかは、はっきりしている。街中の印刷屋だ。顔写真などのデータをUSBメモリーに入れて持って行って、印刷してもらうのだが、帰ってくると例外なくウイルスに感染している。今までは、ちゃんとウイルス・ソフトが退治してくれていたのだが、今回は退治失敗だったようだ。
これからは、印刷屋にデータをメールで送るようにしようかとも思ったが、データが届いた届いていないなんていう問題や、印刷後にちゃんとデータを消してくれるかなどデータの管理の問題も予想される。
ウガンダにあるパソコンの殆どは、ウイルス対策ができていないので、その中で自分だけ感染しないようにするのは一苦労だなと思った。