最近、日本で計画停電があるかないかの記事をインターネットの新聞で見かけるが、大半の家に電気自体がなく、また配電されている家でも無計画停電の被害に合うことが日常茶飯事のウガンダでの停電の過ごし方を、極めて大雑把にまとめてみた。
1. 一般家庭 中から下
ウガンダでは、今でも7-8割くらいの家に電気がない。近くまで電線が来てないか、近くまで電線がきていても、残念なことにその家にはが配電されていないか、自家発電もない家。
このような環境で育った人たちは、一生を停電の状態で過ごすので、停電の不便さを感じることはない。且つ、電気の便利さを感じることもない。なので、停電の被害はない。
このような地域でも、携帯電話だけは普及していて、街中に携帯電話充電屋さんなるものがあり、皆電池が切れるとそこに電話を充電に持っていく。配電されていない充電屋さんでは、小型のソーラーパネルを使って充電している。
2. 一般家庭 上
家に電気はあるが、自家発電のない家。
頻繁に電力会社の無計画停電の被害を受けるが、停電になっても電気が帰ってくるまで、ロウソクや灯油のランタンの灯りをともす程度で済ませる。電気の通っている家庭の大半がこんな感じだ。電気代が払えずに、電気を切られていているという理由で、長期的に停電している家もある。停電の頻度が減ると電気を使う機会が増えて、電気代の請求金額に驚かされるが、停電が多いと電気を使う機会が減って、電気代の請求が減るのでほっとする。
地域差もあるが、停電の頻度が高い地域では、冷蔵庫を持たない家が多い。大型家電を買うお金もないし、買っても停電中に食べ物が悪くなる。電気のランタンを使うとか、自動車用のバッテリーを使ってテレビを見る家庭もある。
3. 一般家庭 上の上、
家に電気があって、自家発電もある家。ホテル、貸しビル、工場も。
カンパラの大きなホテル、貸しビルや工場の殆どが、大型の発電機を備えていて、停電が来たら自動的に発電機が動き始める。停電は必ず起きる前提で準備をしていて、実際に頻繁に起きている。設備投資や燃料代がかなりかかるのが難点。
一般的な民家の場合、停電が起きたら小型の発電機を外に出して使う。うるさいのと燃料代がかかるのが難点。最近は、蓄電池とインバーターを使う家も増えている。静かなのが利点だが、冷蔵庫など消費電力の多い家電を使おうとすると、結構な設備投資が必要になる。
という感じで、ウガンダでは停電がとても身近にあるので、皆いつ電気が止まっても良いような体制で生活をしている。停電も慣れると、平気になる。