こぼれ話 男らしさ、ビザ待ち

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男らしさ
スーパーのレジに並んでいた。私の前は、割と恰幅の良い白人女性だった。彼女が支払いを済ませて、私の番が来た。白人女性は買ったものをビニールに入れている。重そうな荷物を持ち上げてカートに入れる時、彼女が「ウゥ」と声を出した。とても男らしかった。
感想:私のことをお嫁さんにしてくれるかしら、と思った。

ビザ待ち
ある大使館でビザを申請した。申請も受け取りも申請者本人のみとのことだったので、自分で行った。結構待たされた。「まだかなー、まだかなー」と思いながら待ったが、一向に受け渡しの案内はかからない。ただ、「まだかなー、まだかなー」と思うのを止めて、待っているのさえ忘れた頃に、声がかかるというのはよくあることなので、「まだかなー」と思わないことにした。そして、待っていない振りをすることにした。少し時間が経った。それでも、一向に案内は始まらなかった。
感想:南スーダンだけは、やっぱりどうやっても駄目だ、はぁ、思った。精神論は駄目だ、と思った。

ブラザー
ジュバ空港で、南スーダン人と思われる中年女性がボールペンを貸してほしいと言った。貸したとたんに他のことを始めたが、少ししてから古新聞に電話番号を書き留めて、ボールペンを私に返した。そして、彼女は低い声で言った。「サンキュー、ブラザー」とても男らしかった。
感想:女性からこの言葉を言われたのは初めてだ、と思った。私のことをお嫁さんにしてくれるかしら、と思った。

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