いわゆる金言格言というものが、私はあまり好きではない。全ての状況で有効な言葉などないだろうし、なぜか金言格言が好きな人には魅力的な人が少ないからだ。
そんな私だが、これは良い言葉だなと思う言葉を見付けた。「ガンジーの社会的罪」だ。私はガンジー・ファンではないが、私常々疑問に思っていたことを断言してくれている。
1.理念なき政治 (Politics without Principles)
2.労働なき富 (Wealth without Work)
3.良心なき快楽 (Pleasure without Conscience)
4.人格なき学識 (Knowledge without Character)
5.道徳なき商売 (Commerce without Morality)
6.人間性なき科学(Science without Humanity)
7.献身なき信仰 (Worship without Sacrifice)
特に、強く共感するのが、「人格なき学識」だ。これが、現在の教育の最大の問題なのではないか。
あまり良い例えではないかもしれないが、言葉を通信の道具と考えると、思考の弱い人に2-3か国語を話させても、使う言葉が違うだけで、やはり力の弱い言葉しか出てこないのと一緒で、学問や知識を積み込んでも、それなりの人格や人間性がないと、それを使いこなすことができない。場合によっては、それを悪用する。
学力・学歴を身に付ける目的が、より高い社会地位に着くため、より良い収入を得るためになっていて、身に付けた知識を社会で実用するという本来の目的は忘れられるなど、教育の在り方が間違った方向に進んでいるのが背景にあるのではないか。ウガンダ人の言葉を借りて言うと、商業化された教育の弊害なのだと思う、と思った。