ゴリラ・トレッキング体験談その3

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ゴリラが見付かったとの無線連絡が入り、そこからはゴリラの居場所まで一直線で向かいます。もう、道はありません。藪漕ぎはしなくて済みましたが、足場が悪い上に、つた等の植物に足をとられてしまいます。そうして少し歩くと、その先にトラッカーがいました。ということは、もうゴリラは直ぐその先ということです。時間は既に11時。皆、簡単に少し食べてから、ゴリラに会いに行くことにしました。ゴリラと一緒にいられるのは1時間まで、当然その間は飲食や喫煙は許されません。

軽い食事を終えて、カメラの準備もできたところで、ゴリラに会いに行きます。ゴリラと一緒に居られる1時間が始まりました。ゴリラに向かって歩き出して一番最初に見付けたのが、シルバーバックといわれるオス。草に隠れて座っていますが、紛れもないシルバーバック。体重は200キロを超えると言われており、居るだけでかなりの迫力です。先頭にたっているのは、群れを守ろうとしているからでしょうか。早速、カメラを向けますが、森が暗くてブレブレ。三脚を持ってきたものの、足場が悪くて一脚程度の役割にしかなりません。

一頭の子供のゴリラが、こちらに向かって歩いてきます。その時付けていた望遠レンズでは、近過ぎて撮れないので、撮影を諦めてじっとゴリラを見るしかありませんでした。本当は、ゴリラと目を合わせてはいけないのですが、向こうもこっちを見るので、どうしても目が合ってしまいます。もう接触するところまで来たので、こちらが後ろに下がって、ゴリラに道を開けなければいけません。人間がゴリラを見るというよりは、人間がゴリラに見られている瞬間でした。

その奥で、お母さんと子供がお昼寝をしています。もう11時なので、朝食は終わっていたのでしょう。人間みたいに仰向けで寝ています。しかし、頭が向こうを向いているので、顔は良く見えません。そのもっと奥に、もう一組のお母さんと子供がいますが、そこはもっと暗く、動きが見える程度でした。数頭の写真を撮って、成長を比べたかったのですが、これだけ暗くて、動きがないとなかなか撮れそうにありません。

シルバーバックが草陰から出てきました。シルバーバックが動くだけで、皆大喜びです。少し明るいところに移動してくれて、今回は上半身全体がちゃんと見えます。焦らずに写真を撮りますが、ISO800でもシャッター・スピードは30分の1秒前後で、やはりぶれます。ゴリラの撮影には、明るいレンズと手振れ機能が理想的です。続く、、

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