ラッシュアワー3

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今日は一人で映画を観てきました。観たのは、”ラッシュアワー3″。観たかったのは、真田広之さんです。あの人はいつ見ても格好良い。

ジャッキー・チェーン(カンパラで今まで千回以上そう呼ばれたことがありますが)と米国黒人刑事の二人が主役で善玉、真田さんは脇役の悪玉です。真田さんが香港大使を暗殺未遂することにストーリーは始まります。大使を狙うシーンと射撃の後の逃走シーンでは真田さんは後姿のみ、ジャッキー・チェーンが追いついて、振り向くところでやっと真田さんのお顔が拝めます。

その後、ジャッキー・チェーンがパリに行くと、ちゃんと真田さんが待ち受けていて、上下真っ白のスーツを着ています。これがまた格好良い。ジャッキー対真田さんの格闘シーンがあり、真田さんの方が絶対格好良かったです。刀を持たせたら、特にそうですね。ジャッキー・チェーンももう年なのか、昔ほどの切れはありませんでした。真田さんが油の乗った現役マフィアで、ジャッキー・チェーンは旬を過ぎた捜査官といった感じです。

真田さんに何度も情けをかけるジャッキーに対し、真田さんは非情なマフィア役。しかし、エッフェル塔での格闘シーンで、二人とも塔から落ちて、途中の網にしがみつくのですが、二人の体重を支えられないと分かった真田さんは、網から手を離し自らの死を選びます。生き残ったのは、ジャッキー。主役だから当たり前ですけど。このシーンって、芥川龍之介の”蜘蛛の糸”みたいですね。

その後で、女悪玉の工藤夕貴が出てきて、こちらもエッフェル塔で死んでしまうのですが、この死に方はもう少し工夫して欲しかったな。その前のジャッキーとの格闘も良かったし、他でもいい芝居してたのに、あの死にかたはいけません。大人の工藤夕貴、とても良かったです。

作品としては、そんなに面白くありませんでした。最後にNGシーン集をやっちゃうので、異次元に入ったまま劇場を後にできません。ガツンと現実に引き戻されます。シリーズ全てこうなのか、編集していてNGシーンでもやらないと最後を上手くまとめられなかったのか、どうなんでしょう。それより、おごれるアメリカ人を象徴する黒人刑事の一本調子の芝居をどうにかして欲しかった。あれがなければ作品全体がもっと良くなったていたのでは。

最後にまた書きますが、真田広之さんが格好良かったです。ラスト侍の時もそうでしたが、脇役でありながら絶対に主役より格好良い。静の時の存在感、動の時の体のこなし、スクリーンに向かって声を出して応援したくなるくらいでした。

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