レストランの席につく。
カウンターに座る女性に手を振る。
カウンターに座る女性が、笑顔で手を振り返す。
30秒経過。
再度、カウンターに座る女性に手を振る。
再度、カウンターに座る女性が、笑顔で手を振り返す。
繰り返す。
カウンターへ歩いて行く私。女性は間違いなく制服を着ている。
私「ここのスタッフの方ですよね。」
女「はい、そうです。」
私「ソーダをください。それと昼食も食べたいので、メニューもお願いします。」
女「直ぐ、お持ちします。」
食事が運ばれ、食事を始める。
カウンターに座る女性に手を振る。
カウンターに座る女性が、笑顔で手を振り返す。
私「(座ったまま大きな声で)請求書をください。」
女「(にこっと笑った後で)直ぐ、お持ちします。」
しばらくして、その女性が楽しそうに請求書を持ってきた。歩くこと自体は嫌なのではないと思う。領収書をテーブルに置いて、カウンターに戻るのを止めて、急いでポケットから現金を取り出して支払った。
その女性は笑顔でカウンターに戻った。
3分経過。
お釣りはいつ来るだろうか。静かに目を閉じた。息を引き取った。ような気がした。