今日の往復の通勤で、カンパラの渋滞の原因はこれだな、と思うことがあった。
通常なら1時間かかるかもしれないだろう、最も込む時間帯に出社して、また最も込む時間帯に帰宅したのだが、実際にかかった時間はたったの15分ほどだった。
なぜだろう。
子供の学期休みだからだ。先週末、ウガンダの小学校は学期末を向かえ、今週からは冬休みだ。これが今日渋滞のなかった理由だと思う。
なぜ、ウガンダでは学期中に渋滞が激しくなるのだろう。
一言で言うと、子供が多いからだ。ウガンダの人口の5割を15才以下が占める。就学率を無視すれば、ウガンダの人口の4分の1くらいは小学生である。カンパラ近辺の子の就学率は高いから、仮にカンパラの人口の2割は小学生としよう。全ての小学生が自動車で通学はしない、また全てのウガンダ人が毎日車に乗るわけではない。それでも、人口の2割の移動とは、確実に道路の利用者数を大きく増やしている筈だ。それ以外に、学期中と休みの間の渋滞の量の違いを説明できる要因があるだろうか。
子供の通学に自動車を使うと、朝夕と同じ時間帯に皆が道路を使うということになり、親が子供を連れて行くことが多いので、乗り合いバスより自家用車が使われる率が高くなる。やはり、カンパラの渋滞の原因で、子供の通学以上に大きな原因はないのでは、と思う。
子供には自動車を使わせない、毎日歩くことによって、心身共に立派な人格を築き上げる、というのは、残念ながらウガンダでは現実ではなく、歩行者や自転車が交通事故の被害者になることも多いし、誘拐の心配もある。
となると、スクール・バスが一番手っ取り早い解決方法だと思う。30人乗りのバスがあれば、自家用車10台分くらいの道路の利用を減らせるのではないだろうか。一番無駄なのは、街の西側から二人だけが乗る自家用車が街中を通って、街の東側の学校に子供を連れて行って、その後街の西側にある会社に出勤するような例だ。これが毎日朝夕だと影響は大きい。
通学路が何キロ以上の子供の通学には、学校がスクール・バスを提供しなければならない、そういう決まりを国が作れば良い。何キロもかけて通学する子供の行くのは、学費の高い私立の学校だから、やろうと思えば出来るのではないだろうか。通学にお金のかけられない子供は、最初から歩いていける近所の学校に行っているのだから、これが就学率に関わるとも思えない。
毎日が学期休みのような交通量になればと切に思うが、実際にはそうならないだろうと思う。