最近読んだ本(霊長類関係)

Pocket

イメージ 1

最近、霊長類関係の本をもらい、読んでみましたが、どれも面白い本ばかりでした。研究者の書かれた本を私みたいなものが紹介するのは少し勇気が要りますが、関心のある方も多いと思うので、勇気を出して書いてみます。

「ゴリラとピグミーの森」 伊谷純一郎 1961年出版
1960年ウガンダでの調査の記録。調査の内容だけでなく、当時の社会の様子や調査の舞台裏のお話も書かれており、とても興味深い内容です。私の生まれる前で、且つ独立前のウガンダの様子も垣間見ることが出来ます。

「ゴリラとヒトの間」 山極寿一 1993年出版
マウンテン・ゴリラの生態について。調査の舞台はルワンダです。チンパンジーやヒトと違ったゴリラ独特の文化はとても興味深く、無防備で戦いに向かないドラミング、オスが自分の育ったグループを離れて自分のグループを形成するまで、優劣関係のない社会構造などが書かれています。

「性の進化、ヒトの進化」 古市剛史 1999年出版
チンパンジーやボノボの性行動、ヒトの進化の過程について書かれています。妊娠を目的とせず、また発情もしないボノボやヒトの交尾、過去に書かれた人類学の過ち、ヒトが如何に進化をしたかなどなど、(笑われそうで恥ずかしいですが)この4冊の中では一番科学的な内容だと思います。

「アフリカを歩く、フィールドノートの余白に」 加納隆至 黒田末寿 橋本千絵 編著 2002年出版
霊長類の研究者たちが、それぞれの調査や現地の様子を書いた本です。調査ができる場所を確保するまでの過程や、現地の人たちの生活の様子、フィールドでの調査の様子などが書かれています。調査・研究のプロらしく、調査対象以外のことも深く掘り下げてあり、興味深い内容だと思います。

適切な紹介文であったかは分かりませんが、いずれも一度だけでなく、何度も読み返してみたくなるような内容の本ばかりでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA