昨日の続き。
進級させないことは予め娘に伝えていたのだが、それでもそうとう辛かったようで、学校に着いてから泣き始めた。娘が泣くのは辛いものだが、これくらいで決心を変えては本人のためにはならないと、予定通り4年生のクラスに行ってもらった。小学生で登校拒否になったらどうしようかと心配に思いながら、学校を後にした。
ちょうど、お昼くらいに付き合いの長い5-60代の男性と話す機会があり、娘のことを話してみた。その男性には、3人の娘さんがいて、上の二人は大学を卒業したが、3番目の子は学校に行っても力の付く様子が一向に見られなかったため、小学校4年生で退学させて、それ以降は学費も一切払わなかったとのこと。私に対しては、去年1年分の学費が無駄になったなと同情していた。
ウガンダで、小学校が無料教育になって10年以上経つが、環境は未だに整っておらず、教材を買えずに学校に行けない子は多い。この男性の子供が学校に行ったのは、無料教育が始まる前だろうから、も親の金銭的負担は今よりもっと大きかったのだろう。
以前、小学校で調査をしたことがあるが、小学校5年生辺りから一気に就学率が下がる傾向が見られた。勉強は難しくなり、簡単な労働の出来る体力が付いて、学校を離れることになるのだと聞いた。
教育とは子供と自分自身の将来への投資で、投資の効果が望めないと判断したら投資を打ち切る、また子供の数は多いので全員には投資が出来ない、それがウガンダの現状だと思う。その男性の3番目のお子さんが今何をしているかを聞かなかったが、戦後を含め日本もちょっと前までは似たような状況にあったのではないかと思った。