
3月22日、殆どのウガンダの新聞が、多国籍軍によるリビアの攻撃を第一面に取り上げました。
リビアは、ウガンダで10年程くらいから、モスクを作ったり、王国の宮殿を作ったりと、ちょっとした外交をしていたので、多くのウガンダ人はカダフィにあまり悪い感情を持っていません。そんな中で、ムセベニ大統領が多国籍軍の攻撃を非難しました。
「ムセベニ、リビアの攻撃に関し欧米を批判」
http://www.newvision.co.ug/D/8/12/749765/
2011年3月22日 ニュービジョン紙
ムセベニ大統領が、リビアの攻撃に関し、欧米を非難しました。欧米は、非難される理由もないままに、技術の優勢性を利用して、途上国に戦争を押し付ける癖を警告した、とあります。この記事の下の方に、大統領自身は発表も記載されています。
「ウガンダ人、リビアの危機について語る」
http://www.newvision.co.ug/D/8/13/749775/
2011年3月22日 ニュービジョン紙
こちらは、政治家や弁護士もいますが、基本的に一般市民からの声です。紙面版では、全員が顔写真入りで紹介されました。賛否両論取り上げられています。ウガンダは、今まで親欧米の傾向が強く、欧米の意見は抵抗なく受け入れがちだったのですが、そうでもないと思う人が出てきているようです。
「ウガンダ、リビアへの制裁を施行」
http://www.newvision.co.ug/D/8/12/750082
2011年3月25日 ニュービジョン紙
国連の決定したリビアへの制裁をウガンダも施行するとの記事。現在、制裁の内容を国連と確認しているとあります。国連の制裁が2カ国間の外交に負の影響を与える可能性もあり、ウガンダとしては複雑なところです。以前に、ICCがスーダンのバシル大統領を逮捕しようとした時も、このような混乱がありました。
「ウガンダ、リビア資本の銀行を差し押さえ」
http://www.newvision.co.ug/D/8/12/750178
2011年3月26日 ニュービジョン紙
前日、国連の制裁の記事が出たばかりですが、早速ウガンダの中央銀行がウガンダにあるリビア資本の銀行の経営の指揮をとることになりました。顧客を保護するのと、この銀行にリビア政府との取り引きをさせないことが目的とあります。通常のウガンダ政府の対応とは思えないこの迅速さから、背後での圧力がそうとう強かったのではないかと思われます。