ウガンダにいると怒ることが多い。そして、日本人でウガンダに長く住んでいる人たちは、得てしてよく怒り、本当に火山の噴火のように怒る。ウガンダに限らないが、怒ることができるのは、アフリカに長く住むには絶対条件だと思う。
何故、怒るのか。それは、あまりにも常識が違い過ぎるからだと思う。平気で時間や約束を破られるのは日本人には受け入れがたいし、受け入れない方が良いと思う。そして、ある程度相手に期待しているからだ。期待していなければ、最初から怒らない。日本人以外の外国人は後者に属することが時々あると思う。
もし、怒らずに生活ができるなら、それに越したことはないのだが、時々怒らないとままならないのが現状だ。以前に、「ウガンダでの生活 笑い」を書いたが、本当は「怒る」方が優先順位が高い。
では、怒り方について。日本人は、得てして交渉ごとや駆け引きが苦手だが、怒り方も上手でない場合が多いと思う。
では、怒ってみよう。先ず、怒る時大切なのは、怖いことだ。怒っていて怖くないのは、その姿が滑稽なだけので、怒る時は絶対に怖くないといけない。自分が怒っているのに、相手が笑っていたら、まだまだだ。怒っているのに笑うなと、はっきり言っても良い。とにかく、腹の底から怒り心頭で、怒りが相手に伝わって、相手が怖がるくらいでないといけない。それと、格好良く怒ること。取り乱して、格好悪く怒るのは自分の人格を下げてしまう。人格のない人の意見は誰も聞こうとしない。
因みに、地元の文化で、女性が男性に怒ることのない地域では、男性が女性に怒られると、男性は笑って自尊心を保とうとする。そういう場合は、その自尊心を利用することだと思う。
何度も怒っているうちに、効果的な怒り方が分かってくると思う。怒り方に強弱をつけたり、徐々に怒ってみたり。小さな声で皮肉を言うようなのが、一番良くない。完全に相手を付け上がらせるだけだ。他には、静かに怒る。怒りに満ちた表情で、静かに怒り始める。懸命に怒りを我慢しているような感じで。相手の出方次第では、突然大きな声で怒る。この時、大切なのはメリハリだ。一度爆発させる。で、しばらくしたら、またトーンを下げれば良い。
で、怒ったのには何か原因があった訳だが、怒るのは手段であって、目的ではない。だから、怒りながらも問題の解決方法や落としどころを冷静に考えなければならない。だから、考えながら、怒る。客が怒れば、自動的に相手が謝罪をして、自主的に損害の補償までしてくれるのは日本だけだと思う。
怒りながらも、問題の経緯をちゃんと理解してもらい、解決方法の提案をしてみる。
続く。