
今回がおそらく生涯最後のマラソンでしたが、こともあろうに遅刻してしまいました。
朝からあんまりバタバタしたくないと思って、比較的ゆっくりしていたら、本当に時間ぎりぎりになって、会場までは車で行ったのですが、1キロくらい離れたところで交通規制が掛かっていて、そこで車から降り走って会場に向かいました。しかも、結構な登り坂です。
会場に着いたのは、スタート時刻の3分後くらいで、当然フル・マラソン出場者はもういません。次に出発するハーフ・マラソンの出場者の並ぶ人込みを押し分けて、最前列に出たところ、フル・マラソンは既に出発した、君も今すぐ出発しなさいとのこと。どうにか、出場できることになりました。でも、登り坂を全力で登った後なので、既にヘロヘロで、これからマラソンを頑張ろうなんていう気持ちには全然なりませんでした。
で、一人トコトコ走り始めますが、気が焦るばかりで、全然人の姿は見えてきません。走るのが遅いので当然です。そうしていると、後ろから先導車のサイレンの音がして、ハーフマラソンの先頭グループにあっさりと追い抜かれます。次は女子の先頭グループです。で、次に一般のランナーも。ハーフといって彼らは半分しか走らないからね、と必死に余裕をかましていましたが、5キロ地点で、もう結構疲れていて、この時点で負け戦というか、いきなり敗戦処理のようなマラソンになっていました。
カンパラ・マラソンは給水所が当てにならないので、私は毎回「お水持ち」を雇って、各給水所に先回りして待機させるのですが、何故か最初と2番目の給水所にはお水持ちの姿が見えません。やっと、彼が姿を現したのは、3番目の給水所でしたが、ここで彼が差し出したのは、私が30キロ地点以降で出すように伝えていた最後のドリンク。ムカムカムカムカ。お水持ちを無視して、給水所のお水を飲みます。で、次、4番目の給水所。今度、彼が取り出したのは、何とバナナ。違う違う、こんな早くからバナナは食べない。最初に出すように言っていたスペシャル・ドリンクを出しなさい、とうとう彼に怒ってしまいました。結果的に、これでちょっと気持ちが高揚して、頑張って走ろうかなという気になりました。
こんなドタバタな感じのスタートでしたが、私にしてはタイムは順調で、35キロ地点で4時間ちょうどくらい。残りの7キロを1時間で切り抜ければ、初の5時間内で、自己記録の更新は間違いないだろうと希望を持って走っていました。しかし、その後で、とてもアフリカらしい落とし穴がありました。
続く。