南スーダンの新聞が、カンパラで販売されているのを発見しました
隔日ならぬ、隔週発行のようです。要するに、この新聞は月に2回だけ発行されるということです。発行部数は分かりません。上記の写真は、記念すべき第10号で、6月25日から7月8日分のようです。
今週号(?)は、2012年度の予算が主に取り上げられています。歳入の内訳に驚きましたが、外国からの貸し付けと原油と鉱物の採掘権で58%、国内貸し付けが16%、準備金から15%、で自国の税収は11%です。あれだけ輸入に頼っていて、かなりの輸入税の税収があるだろうに、11%にしかならないとは。
そもそも、この数字を疑う必要があります。ウガンダでも、歳入における外国からのローンや援助の割り合いが5割以下になったのは、この10年くらいで現在は3割程度とウガンダ財務省は発表していますが、各ドナー国発表の数字を足すと今でも5割くらい占めるのではと言われています。
しかし、外国からの貸し付けと採掘権がまとめて58%と表記されているのも良く分かりませんが、準備金だって、国内貸し付けだって、もともとは外国から与えられたお金でしょうし、しかしこの南スーダンという国は今後どうやって財政の運営をしていくのでしょうか。
これからも、2週間おきにこの南スーダンの新聞を購読していこうと思います。