ウガンダから消えゆく日本製品 その1

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上記:ニュービジョン紙、2012年12月24日、第4面

上記の新聞の記事によると、ウガンダ・タクシー経営者、運転手協会(UTODA)が、77名乗りの中国製バスを輸入し、現行の14名乗りバスは段階的に減らしていくとのこと。「タクシー」は、ウガンダ英語で小型乗り合いバスの意味で、その殆どは中古のトヨタ・ハイエースを14名乗りに改造したものだ。

ウガンダで走る自動車の9割以上は日本車で、この「タクシー」に関しては100%が日本製で、ゆるぎなく市場を独占していた。そこに、今年パイオニア・イージー・バスという会社が、中国製のいわゆる路面バスを投入し、バス代も「タクシー」の半額ほどで、好評を受けている。

このUTODAの中国製バスの導入に関しては、販売会社がローンも組めるようにしているようだ。多くの「タクシー」は会社ではなく個人所有のため、所有者の資金繰りや協会が「タクシー」の廃止を勧めている点を考えると、ハイエースを改造した「タクシー」はどんどん姿を消していき、今は「タクシー」で埋め尽くされるバスの終点に当たるタクシー・パークも中国製バスが目立つようになってくるのだろうか。

しかし、特にこの数年でカンパラの街からどんどん日本製の製品が姿を消していっている。

当初バイクタクシーは中古のヤマハ・メートが独占していたのが、現在ではそれがインド製の新車バイクが完全に切り替わり、テレビもサムスンやLGのものが市場の過半数を占め、日本製は市場の3割もあるだろうか。冷蔵庫も日本製は殆ど見かけなくなった。

携帯電話も、以前はエリクソン・ソニーのものもあったが、今は日本製を一切見かけない。現在はサムスンが大人気で、ノキアが市場を落とす中、中国製のものもかなり増えてきた。パソコンはかろうじて、東芝製のものがある程度か。

良くて安いものは必ず普及するというのは、市場の基本だと思うが、正直現行の日本製のものは、「良くて安い」ものがなくなってきているのだろう。日本人としては、淋しい限りだ。

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