
海外で携帯電話を使うに当たり、最大の難点は日本語が使えないことだった。スマート・フォンが普及する前から、ノキアの電話に日本語フォントがあればとどれだけ思ったことか。
それ故、アンドロイド搭載の携帯電話が出てきた時は本当に感動した。MoreLocale2とシメジ積んでしまえば、海外モデルでも日本語の読み取りと入力ができるようになった。
ただ、そのアンドロイドの携帯電話の最大の欠点は電話がかけにくいことだ。
例えば、
例1:通信記録から電話を掛ける
スマートフォンでないノキア:緑の発信ボタンを押す、通信記録からかけたい番号を選ぶ、選んで再度緑ボタンを押す、3段階で完了。
アンドロイド:ロックを解除する、電話アプリを選んで開く、電話アプリの通信記録のところに行く、かけたい番号を選ぶ、発信ボタンを押す、5段階で完了。
例2:電話帳から掛ける
スマートフォンでないノキア:真ん中のボタンを押す、通信記録からかけたい番号を選ぶ、緑のボタンを押す、3段階で完了。
アンドロイド:ロックを解除する、電話ソフトを開く、電話帳アプリを選んで開く、名前を入れる、OKボタンを押す、かけたい番号を選ぶ、かけるソフトを選ぶ、発信ボタンを押す、8段階で完了。
これを毎日何度もやると、本当にうんざりする。こいしさんが生きていたら、「お前はアホかー」とガラガラ声で言っていたに違いない。
アンドロイドに言いたい。メシ屋でメシが出てこないのと一緒じゃないか。携帯電話は電話なのだから、電話の掛けやすさが一番大事なんじゃないのか、お前は電話じゃないのかー!
あまりにも腹が立つので、携帯電話を買い替えることを決意した。スマートフォン以外の電話をいろいろと調べてみた。メシはメシ屋で食う、スマートフォンはもう要らない。しかし、日本語フォントが使えなく不便さ故に、なかなか決意が進まない。因みに、私はアイフォンが嫌いで、タッチパネルも嫌いだ。画面が手の油で汚れきっている姿を見るとぞっとする。1日に何回画面を拭き取らないといけないことか。(お前はアホか。)そして、アンドロイドから離れられない自分に気付いた。
そこで、アンドロイドの電話を良くすることを考えてみた。改案も発明済みだ。
その方法は、携帯電話の表面は今まで通りで何ら変化もないのですが、裏を返すとそこに今まで使っていたスマートフォンでない電話があります。数字だけが表示される小さな液晶と、数字を中心とした3×4の12個のボタンが並んでいます。要するに、携帯電話の表面がスマートフォン、裏面はスマートフォンでない電話となり、2面を使うことにより、スマートフォンとスマートフォンでない電話が両立します。これで、いずれの便利さも使えるようになります。
もう、ひとつ考えました。携帯電話の右側、電源ボタンの下側に切り替えボタンを付けます。上を押すとスマートフォンのアンドロイドの画面が現れ、スマートフォンが使えます。下を押すと数字しか出てこないスマートフォンでない電話の画面に切り替わり、簡単に電話がかけられるようになります。切り替えボタンを使うことにより、スマートフォンとスマートフォンでない電話が両立します。これで、いずれの便利さも使えるようになります。
後者の方が無駄がなくていいかもしれません。しかし、前者の分かりやすさも捨てがたいものがある。世界中にかなり多くのアンドロイド・ユーザーがいるだろうに、何故開発者もこんな簡単なことを考えないのだろうか。私以外にもこう思っているのだから、世の中の多数の人もそう思っているに違いないと思うのだった。