ウガンダの新聞、植民地時代への補償金、ナイル河資源戦争

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「ニョロ王国、英国が7億ポンドを支払い済みと主張する中、新たな一歩」
http://www.theeastafrican.co.ke/news/Bunyoro-in-fresh-push-for-compensation/-/2558/1856358/-/9agsvm/-/index.html
ウガンダ北西部に位置するニョロ王国が、ウガンダ政府を介することを理由に、英国からの賠償金7億ポンドの受け取りを拒否しています。

ニョロ王国は、探検家(?)ベーカーの率いるエジプト軍に屈さず、イギリス・ガンダ王国連合軍とも最後まで戦い抜いた王国ですが、戦争においては負け組になってしまい、戦勝国に多くの土地を奪われました。皮肉にも、この王国内で原油が発見され、英国も資源目当てに賠償金を認めたというところなのでしょうか。

ウガンダの新聞でもニョロ王国の賠償金問題は何度も記事になっていますが、ネット上には一切あげられていないようです。

「英国、ケニア・マウマウ運動での虐待の犠牲者に賠償する」
http://www.guardian.co.uk/world/2013/jun/06/uk-compensate-kenya-mau-mau-torture
こちらは、ケニアの独立運動の際に英国がケニア人を虐待したことに対しての賠償金です。対象は5千人で金額は2千万ポンドほど。独立運動は1950年に行われ、対象者の殆どが亡くなった今賠償金を支払うのには、何か理由があるのでしょう。2千万ポンドで賠償済みということにしたいのか、何か裏で取り引きがあったのか。

その後、早速他のケニアの部族者も賠償金の請求を始めたようです。
http://risosinews.com/hot-news/after-luo-elders-kalenjin-elders-demand-compensation-from-uk-government-for-mau-mau/

この植民地時代への賠償問題、どのような展開を広げるでしょうか。

「ムセベニ、ナイル河問題でエジプトに警告」
http://www.newvision.co.ug/news/643911-budget-economy-expands-at-5-1-percent.html

ウガンダのムセベニ大統領が、エチオピアでのダム建設に反対するエジプトに対して、警告は発しました。エジプトのムルシー大統領が、「戦争を望まないが、その選択肢はある。」と発言したことに対してのもので、エジプトがブラック・アフリカへの攻撃を続けることはできない、エジプトはナイル河にダムを作ることを問題視しているが、最大の問題は電力不足で未発展で居続けることだと、言っています。

現在、ウガンダ国内でも600メガワットクラスの水力発電所が作られる予定がありますが、利権絡みで着工が大きく遅れています。この発電所には中国も絡んでいて、地下資源だけではなく、水・電力を含めたエネルギーの争奪戦が更に拡大していくのでしょうか。

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