前々から書こうと思っていたネタ、国際結婚。少し人生に節目が付けられたので、この機会に書いてみようと思う。
初回は、いきなりだが離婚。
周知の通り、国際結婚の離婚率は高い。それに加え、別居を含め事実上婚姻状態にない場合もかなり多く、成功率はかなり低いといえる。
だから、他人事と思わずに、国際結婚をする人は、それを決意する前に、離婚の方法を調べてみるべきだ。通常であれば、二つの国の政府に婚姻を届ける筈なので、離婚に関しても両方の国のそれを調べる。多くの人は、携帯電話の契約時に、解約の方法を確認すると思うが、それよりもずっと重要性が高い結婚で解約の方法を調べなくて良い訳がない。
では、離婚できない時の難点を考えてみる。先ずは、別れた後、新しく好きな人ができても、その人と結婚できないということ。当たり前だが、悲しいことだ。次に、事実上の元配偶者となりながら、法の上での現配偶者であり続けること、社会的にそう認識されることの苦痛。元配偶者が社会的に問題視される人物であれば、尚更そうだし、法的拘束力がないとしても、元配偶者の過失の責任を問われる可能性もある。先の見える短期間ならまだしも、終わりの見えない長期間この状態が続く苦痛は計り知れない。
日本では、双方が捺印した離婚届を提出すれば、離婚が成立するが、多くの国では、離婚は裁判所が判決を発行して、やっと離婚成立となる。通常は揉めに揉めて離婚する訳で、裁判所に行ってもそれなりの時間がかかる。先進国はまだしも、後進国の行政は全般的に運営力が乏しく、離婚のような優先順位の低いものは後回しにされて、何年も時間がかかってしまう。また、このような環境では、公平な裁きが受けられない可能性も高い。
私の場合、自分に落ち度がなく、慰謝料を請求せず、且つ資産もなく、基本的に双方合意の上だったが、相手側がごね得を狙ったため、数年かかった。片方が同意していない、資産が多い、慰謝料の請求がある場合など、どれだけ大変な裁判になるのか、想像をしたくもない。とにかく、壮絶な苦痛が続くことは間違いない。
ただ、離婚を自力で勝ち取れる人は未だ幸せな方で、それができない人は本当の不幸だと思う。私なら絶望する。
海外での離婚は難易度が高い。だから、事前に方法を調べる必要があり、それをできる自信がないのであれば、国際結婚は止めておいた方が良い。