この写真、ブルンジで見かけたブルンジ製ジュースです。
ブルンジは、いわゆる輸入品が少ない国で、スーパーでの品揃えもやや乏しい感じがしました。
アフリカも、今や多くの国に大型スーパーができ、買い物にも不自由しなくなりましたが、大型スーパーで販売されている商品の殆ど(全部と言っていいほど)は輸入品です。スーパーで買い物ができること自体は嬉しい反面、棚に並ぶ商品たちはアフリカの国々にとっては大きな貿易赤字を意味しています。
アフリカが本気で物作りを発展させるなら、鎖国が一番と私は思っており、今更鎖国は無理ながら、本当なら輸入規制くらいはした方が良いと思うのですが、被援助国という立場上なかなか実現はできないでしょう。
ただ、ブルンジでの輸入品の少なさとこのジュースの製造は何かしらの関係性がある筈で、やはり必要は発明の母なのに、現在のアフリカの多くの国は、何もかもただで与えられてしまうあまり発明どころか必要さえ感じない現状になっていると、このジュースを見てそう思いました。