ルワンダのキガリ空港の待合室の様子です。
各国の言葉で、Safe Journeyが書かれています。はて、この言葉の日本語版はと思って探したのですが、ありませんでした。
お客さんを空港で見送る時に、いつもこの言葉の和訳としてぴったりくる日本語があればと思いつつも適切な日本語が見つからず、「皆様の旅のご無事をお祈りしています」、と口頭表現としては時代錯誤のような挨拶をしてみたり、「ではお気を付けて」、など「何をどう気を付けるのか?」と言い返されそうな挨拶になってみたりする。しかしながら、私みたいな人物が、日本国内の空港みたいにお辞儀をしながら「いってらっしゃいませ」と言ってしまっては、言われた方がその場でこけて床に頭をぶつけて怪我をしかねない。
日本は安全な国なので、おそらく挨拶で安全を、、などをいうことがないのだろう。しかし、時代を遡れば、松尾芭蕉などはかなりの危険が伴う旅をしたらしいし、可愛い子には旅をさせよという諺もあるくらいなので、セーフ・ジャーニーにあたる日本語があったのではないだろうか。ただ、それが見つかっても、現代語ではないだろうから、やはり現代の時代に普通に使える言葉ではないのだろうと思う。