気になる日本語 「どんな存在ですか。」

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前回、初めて書いた「気になる日本語」。今回は、「どんな存在ですか。」、「とは何ですか。」。

 

テレビ番組などで、「あなたにとって、サッカーとは何ですか。」、「あなたにとって、良子さんはどんな存在ですか。」というような感じで聞く質問ががあるが、何を聞きたいのか分からないし、あまりにも漠然としていて、普通に考えたら、おかしな質問だと思う。仏教の問答でも始まったのかと思う。まるで、漫画の一休さんだ。

いろんなテレビや雑誌のインタビューを通じて、今となってはこの手の質問にはこういう回答という組み合わせができあがっているのだろうか。インタビューの聞き手としては、これほど便利で楽な質問はない筈で、この質問で話し手にインタビューを丸投げして、あとは相手が勝手になにか面白いことを言うのに任せればいい。しかも、手垢がついた質問で、これを聞かれた方は、なにか意味深く高尚なことを答えないといけないような、聞き手が話し手の知性を試しているような印象を受ける。

 

この発明品のような便利な質問、矢鱈滅多に使うのはどうかな、と気になってしまう。

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