7月21日付けの大統領の発表でいろいろな規制が解除されたことを書いたが、3月23日に始まった出入国の禁止は当初1ヶ月間を予定していたものの、4ヶ月間以上たった今も解除の目処がたっていない。ここまで先が読めない状況になるとは、3月の中旬では思っていなかった。
休校と出入国以外の規制は殆ど解除されているが、社会は以前のようには戻っておらず、最近の街の様子や社会の変化をまとめてみようと思っているのだが、その前にコロナの影響を振り返ってみる。もろもろのコロナ関連の規制が始まったのと終わったのは下記の通り。
3月中旬 コロナの流行国からの入国規制が始まる。規制は頻繁に変わり混乱が生じる。
3月20日 小学校、中学、高校、大学、専門学校など、全ての教育機関の休校が始まる。(継続中)
3月23日 全ての出入国が禁止される。(継続中)
3月26日 公共の交通機関の利用が禁止される。
3月31日 自家用車の使用、夜間の外出、食品・薬品以外の店舗の営業などの禁止が始まる。
5月26日 自家用車の使用禁止、モール以外の店舗の営業禁止が解除される。
6月04日 公共の交通機関の利用禁止が解除される。但し、バイクタクシーは除く。
7月22日 外出禁止時間が、21時から5時半までに緩和される。理髪店の営業禁止が解除される。
7月27日 バイクタクシーの利用禁止が解除される。
8月9日現在 学校の休校、出入国の禁止、夜間の外出禁止は継続中
こうやって振り返ってみると、交通機関の関係で自分も動けず、社員も出勤できなかった4月と5月の2ヶ月間が一番精神的にきつかったように感じる。また、この期間はレストランも持ち帰りだけのところが殆どで街に出てもゆっくりできる場所がなかった。
しかし、3月の中旬が遠い昔に感じられるのと、つい最近だったように思われるのと、その間の時間の流れが今までに体験したことがない不思議な流れ方だったためか、二つのどちらが錯覚でどちらが本当なのか自分でも確信がもてない。まだ先が読めない状況が続き、夢から覚めていないことが原因なのだろうか。
では次回、最近の街の様子などを書いてみる。