コロナウイルス、ウガンダ社会の変化、8月9日その3

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前回の続き。

 

先ずは、ウガンダのコロナ流行の現状。8月19日現在。

陽性者数1603名、回復者1165名、陽性中の者380名、死者数15名(ウガンダ保健省発表)

 

ずっとコロナでの死者が出ていなかったウガンダだが、7月22日に初の死者が発生し、それから1ヶ月ほどで15名が亡くなった。死者の殆どは首都カンパラの在住者だ。当初は既往症の有無なども報道されていたが、人数が増えるにつれ詳細が報じられなくなってきた。

 

それと、感染者数が増えている。出入国禁止直後は国外からの帰還者、その後は貨物トラックの運転手と、長らく国内感染は殆どない状態が続いていたが、現在、輸入された例と国内感染例の比率が半々まで来た。国内感染者は、乗り合いバスやバイクタクシーの利用者が多いと報道されているが、日本のように感染源を特定するのは難しいだろうと思われる。

 

経済的な支援も殆どなく、経済的に厳しい人がとても多い中、デモや暴動が起きていないところをみると、苦しいながらこの状況を受けている人が多いのだろう。また、過去に起きたエボラやコレラの流行時と比べ、明らかに緊張感が感じられない。個人差はあるものの、コロナはさほど危険な病気ではないと考える人が増えたように見える。

 


 

上記は、2021年1-2月に行われる選挙の候補者のポスター。得票を考えると、厳しくコロナ規制を取り締まるのは難しくなるだろうから、今後、選挙とコロナという関係性が見られるようになるのかもしれない。

 

 

 

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