ウガンダの新聞 2020年11月19日 大統領選挙2021関連

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2021年1月14日に予定されている大統領選挙について。

 

モニター紙 2020年11月18日 

ボビ・ワイン、ルウカで逮捕される

新型コロナの流行対策として、選挙管理委員会が選挙活動へ参加できる支持者の人数を200名までと定める中、大統領候補の一人がその規定を守らなかったとして逮捕された事件。この候補者は、ウガンダを代表する歌手で若者を中心に人気があることもあり、今回の選挙で最も注目されている一人です。

 

ニュービジョン紙 2020年11月18日

選挙活動の指導をめぐり警察がキャグラニィを逮捕

こちらは与党色の強い新聞の記事で、逮捕の理由を見出しに入れていて、且つ芸名ではなく本名で報道しているのが、モニター紙との違いです。モニター紙は逮捕後の写真が多いのに対し、本紙は逮捕前の選挙活動に違反行為があったことを説明する写真が多いようです。

 

モニター紙 2021年11月19日

ボビ・ワインの抗議、死者7名と警察が発表

上記の大統領候補者の逮捕をきっかけに、カンパラで抗議活動が起き、7名が死亡したとの記事。野党支持の傾向の強いモニター紙ですが、「この候補者の所属政党は暴力を推進する支持者を管理できておらず、受け入れられない。」と同党を非難した、国営放送局のレポーターの発言を取り上げています。

 

ニュービジョン紙 2020年11月19日

若者の票を獲得するのは誰か

今回のウガンダの年齢分布に関しての記事。今回の選挙の有権者のうち、18歳から35歳が占める割合が67%で、18歳から40歳まででは72%であるとの内容です。前回の2016年の選挙との比較において、有権者のうち18歳から35歳の人口が占める割合が30%以上増えたとのこと。今回の選挙は若者の票がどこに流れるかが一つの焦点になるようです。

 

今までの経験から、このような抗議や暴動は局地的で短期間が終わることが殆どですが、今回もそうなることを願うばかりです。

 

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