コロナ禍、自宅が職場、自宅が学校

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ウガンダでは6月18日から2回目のロックダウンが始まり、全ての学校が閉校となり、殆どの交通機関の使用が禁止されている。

寮生活を送っていた子供たちも皆家に帰ってきて、久し振りに全員が揃った。子供といっても、上の二人は既に成人で、下の二人も中高なので、以前のように手間はかからない。逆に、いろいろと使える年齢になっているので、犬を散歩に連れて行って、なになにを取ってきて、なになにをやって、いろいろと頼みごとをする。

しかし、皆、結構な確率で私の頼みごとを拒んでくる。授業中だから、勉強中だから、などが彼らの言い分なのだが、確かにZoomなどで授業を受けている。本当はZoomでなくて、ダウンロードしたビデオの授業を受けていて、本当はビデオを止めて、後でビデオを再開させれば良かったのに、生のZoomみたいに言っていたこともあったが、ダウンロードしたビデオでも途中で止められるのが嫌なのだそうだ。

私は勤務時間に仕事が終わらないのが常で、今までもずっと帰宅後自宅で仕事をしていて、自宅に仕事用のデスクやモニター、プリンターもあって、いつでも家でも仕事ができるようにしていて、ほぼ毎日家でも仕事をしている。立場上、会社では社員の相手をしないといけないので、会社では自分一人でやる仕事に集中できないことも多く、社員の対応をする仕事が多い時は、一人でやる仕事を会社でやることを早々と諦めて、潔く全て自宅に持ち帰ることも度々だ

という感じで、以前から私にとって自宅は自宅兼職場だったのだが、今度は子供たちが学業を自宅に持ち込み、自宅が自宅兼学校の状態になっている。家で授業を受けている彼らをみて思ったのだが、学費には教室使用料が含まれている筈で、学校に行けず、自宅で授業を受けるなら、教室使用料分だけ学費を値下げしてくれないかと学校にお願いしたくなる。ただ、そうなると今自宅勤務をしている社員から自宅を職場として使っている使用料を請求されそうなので、学校にもお願いしないようにしよう。それとも、社員には通勤がない分、出勤にかかる交通費との相殺だと言えば良いだろうか。

このようなこともあり、コロナが収まっても、コロナ前の生活様式に戻ることは先ずないのだろうなと、実感する。就学の形態も大きく変わるだろうし、就業の形態も大きく変わるのだろう。子供の関係で就業をためらっていた主婦が空き時間を使って、自宅で勤務するというのも増えるだろうし、遠距離通学や身体的な理由で通学が困難だった子供が学校に行けるようになったというのもでてくるだろうから、新しい生活様式で得する人も多く出てくるのだろう。反面、新しい形態にそぐわない人もいる筈で、この何年かで一種の淘汰が起きるのだろう、というか淘汰は既に始まっているのだろう。

 

先行きが見えない分、不安と期待があるが、子供の頃なんでもあんなに楽しかったのは、知識や経験が圧倒的に不足していて、先に何が起きるか分からなかったからこそ、あんなに一つ一つを楽しめただろうことを考えると、先が分からないというの一つの楽しみだと私は思っている。
 

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