ウガンダ到着、PCR検査

Pocket

少し長めの国外出張から戻ってきたのは、10月29日午前1時でした。ウガンダで全ての入国者に対してのPCRテストの義務付けが始まって3日目のことでした。どんな混乱があるのか心配しながら戻ってきました。

 

先ず、空港ビルに入ると、検疫の職員から、搭乗前に受けたPCR検査の陰性証明書、旅券、黄熱病の予防接種証明書の3点の提示を求められます。テントとプレハブでできたPCR検査書に案内され、プラスチックの椅子に座ります。職員が順番に待っている人のところにやってきて、スマホで旅券の写真を撮って、入国者を検査に登録していきます。順番が来ると、プレハブの中に呼ばれて、担当者が鼻から検体を採取します。この時、再度旅券の提示が求められ、どこからの渡航かなど質問があります。

 

次に、通常通りイミグレ、預け荷物回収、税関を通過します。

 

最後に、空港ビルを出て、新空港ビルへ移動です。荷物がある状態で、3分は歩きますし、屋根のないところもあるので、きっと雨が降ると大変なことになります。新空港ビルの入り口までは、工事中で建材や配線がごろごろと散乱していて、長い登りのスロープが続きます。スーツケースを転がすよりもトロリーを使った方が楽です。

 

 

新空港ビルでPCR検査の結果を待つのですが、壁のモニターに自分の名前が出てくるのをひたすら待ちます。検査の結果が出た人の全員の氏名がモニターに出てくるのですが、あまりプライバシーのあるやり方ではありませんでした。幸い?知っている人の名前を見付けることはなかったのですが、実はちゃんとプライバシーへの配慮があって、何かのアルゴリズムを使って私が空港にいる間は私の知っている人は表示しないようにしていたのでしょうか。そんなわけはありません。自分の名前が出てきたら、入り口兼出口にいる職員に名前を伝えると、検査結果を伝えてくれて、無事入国です。結果が陽性の場合は、おそらく異なる手順になることでしょう。

 

空港着陸が1時、新空港ビルに入ったのが2時、空港を出発したのが3時くらいなので、所要時間は全行程で2時間くらいでした。午前01時というか深夜25時というか、利用者が少ない時間帯で、同じくらいの時間に到着した他の便がなく、到着したのもボーイング737程度の乗員数だったので2時間で済みましたが、大き目の飛行機が同じくらいの時間帯に何機か到着したら、きっともっともっと時間がかかるのだろうと思います。

 

因みに、エンテベ空港到着時のPCR検査料は30ドル。今まで受けたPCR検査の中で一番安かったです。支払いは、オンライン、空港内でカード払い、現金払いのいずれかで済ませます。

 

今回ウガンダとガーナで2回ずつコロナの検査を受けたのですが、このコロナの検査が既に一つの産業になっていて、それなりの人数の従事者もいて、コロナがなくなったら大変な人も出てくる状況になっていることに気付きました。世界中がコロナ禍を終わりたくても終われないような状況にならなければいいなと思いました。

 

<追記>

11月5日から、検査後は自宅やホテルに移動し、検査結果の通知を受けるまで自宅やホテルにて自主隔離を行うことになりました。新空港で検査結果を待つのは短期間で終わったようです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です