2021年10月ウガンダからなくなったもの ショップライト

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2021年10月、二つの大きな会社がウガンダから姿を消した。

一つ目は南アフリカ資本のスーパーマーケットのショップライト。2000年にクロックタワーの近くに1号店ができた時の感動は忘れられない。それまでは小規模で品揃えも乏しいお店しかなかった中、ショップライトの進出はとにかく衝撃的だった。食品、食器、調理器具、電器類など品質の良いものが、きれいに並べられていて、値段交渉も不要で、店内にいるとウガンダにいることを忘れてしまうかのようだった。

当時ウガンダに住んでいた外国人の間でも評判で、今週は何回ショップライトに行ったとか、午前と午後で1日に2回行ったとか、皆楽しそうにショップライトの話をしていた。

お肉もきれいにスライスされパックされたものがあって、それまで近所の肉屋に行って、ある特定の料理に使うから肉を小さく切らないように言っているにもかかわらず、気を利かせて見事に小さく切ってくれて、トンカツを作るだけの大きさのお肉がなくなっていて、肉屋と毎回言い合いをしていたのとは大違いである。

その後、ケニア資本のウチュミやナクマットもウガンダに進出したが、いずれも短命に終わってしまった。更に、地元資本の大型スーパーも出てきた。現在はカールフールと地元資本の大型スーパーがある。

アフリカ各国でショップライトを見てきたが、基本的にどの国でも同じデザイン、陳列、商品ラインアップであるため、ウガンダに適した競争力がなかったのかもしれない。それと、もともと高級路線ではないのにかかわらず、ウガンダの経済力ではショップライトが高級スーパーになってしまうというのも苦しさもあったのだろう。

2000年、今と比べると比較にならないくらい購買力が乏しかったウガンダで大型スーパーという市場を開拓してくれた意義はとても大きいと思う。昨年まで自社で製造していたチョコレートを、大型スーパーで最初に扱ってくれたのもショップライトだった。ショップライトよ、ウガンダで20年ありがとうと思いつつ、ショップライトが定着できないウガンダの経済力というのもどうなんだろうというのも事実である。
 

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