複雑な気分で受け取った結婚式の招待状

Pocket

久し振りに騒音公害にあって、元社員の結婚式を思い出した。彼は3年ほど私の会社で勤め、3年ほど前に会社を離れ、それからは連絡をとっていなかった。その彼から、先月突然連絡があった。

 

彼曰く、今さらながら、持ち帰っていた会社の備品を返却したいとのこと。今となっては、私にとってももう要らないものだったので、それはもう君のものだから返さなくて良いと返事をした。そして、愛想で、近くに来たら事務所に寄りなさいと彼に伝えた。

 

なぜか、彼は何日後かにアポなしでその備品を事務所に返しに来た。あまり行儀の良いやり方でないし、集中してやりたい仕事に取り掛かっていたこともあり、彼には会わないことにした。彼は、備品を社員に渡し、なにか大きな声で文句を言って帰って行った。私は無視して仕事を続けた。

 

試しに、返却された備品の電源を入れてみたが、どれもこれも既に壊れていて起動すらしない。使うだけ使って壊した後のゴミを返却しただけだということが分かった。

 

 

それでも、せっかく会いに来た元社員を足蹴にするのもどうかと思ったので、昼食に呼んだ。当日になって、遅れてくるとの連絡があり、先に食事を食べたが、約束の時間から1時間経ったので、精算を済ませて帰った。

 

数日経って彼から連絡があったので、昼食に行った。この時はちゃんと彼は予定の時間より前に来て待っていた。私は気を悪くしていたし、そうすることは彼のためにならないと思って、最初から彼に笑顔で接することはしなかった。彼を解雇した理由は彼の業績不振や怠慢だったが、彼に関するあまり良からぬ話も聞いていたからだ。

 

それなりに楽しく昔話や近況の話をした後で、彼が結婚式の招待状を出した。声をかけてくれたのは嬉しいが、本当に嬉しいわけではない。会場に一人だけ外国人で見世物みたいになるし、皆時間を守らなくて延々といつまでも終わらないし、感染の可能性もあるし、急に話せとかスピーチをさせられるかもしれないし、人見知りで知らない人が多いところは嫌いだし、人ごみも嫌い。なので、行かないよと思いつつ、彼から招待状を受け取った。

 

それから毎日、祝儀だけは渡さないといけないなとかだらだらと考えていたら、もう当日になっていて、しまったと思いつつ、彼も私が人ごみを嫌いなことは十分知っているだろう。コロナのお陰で集会に呼ばれることも、騒音を聞くこともなくなっていたのに、コロナがなくなっても、この文化は変わってくれなければいいのになと思ってしまう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA