左右度数の違うコンタクト・レンズ

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先日、知人と食事をしていて、スマホで調べ物をしたくなって、眼鏡を外してスマホの画面を見て、彼に「最近、近くを見る時は眼鏡を外してみた方が見やすくなった」と伝えたら、彼は「老眼なのか」と尋ねてきて、確かにそういう言い方もあると思ったので、「そうなのだろう」と答えた。

 

最近、ずっと眼鏡をしていたのだが、眼鏡がだんだんうっとうしくなってきて、コンタクト・レンズを買いに行った。近くが見えないのが不便なので、あてずっぽうで度数の弱めのものをお願いしたら、ちゃんと視力を測った方がいいとのことだった。長らく待たされた後で視力を測って、眼科医と話した。通常の遠くを見る視力検査に加え、以前はなかった近くで小さな文字が読めるかどうかという視力検査もあった。時代が変わったのか、私の年齢が変わったのか、何が理由だったのだろうか。

 

眼科医には、裸眼ではきれいに見えるが、眼鏡をかけると小さい字は見えづらいと伝えた。眼科医に年齢を聞かれ、実際の年齢を伝えた。眼科医は、40歳くらいから老眼が始まる人もいる中、50歳手前まで始まらないのはあなたは若いということだと、なぜか彼は私を慰めてくれた。

 

老眼用のプログレス・コンタクト・レンズはウガンダに売っていないとのことで、2種類の度数の違うコンタクト・レンズをつけることを勧められた。最初は、度数の違うコンタクト・レンズを持ち運んで、その都度付け替えるのは面倒ではないかと思っていたのだが、そうではなくて、利き目に度の強いもの、利き目でない方に度の弱いものを付けて、利き目で遠くを見て、利き目でない方で近くを見るのだということだった。

 

左目が3.75、右が2.5

 

ということは、常に片目は焦点が合っていて、もう一つの片目の焦点がずれていることになり、そんな映像を脳は正常に処理できるのか、医者に尋ねた。では、実際にやってみましょうとのことで、眼鏡屋さんが度数の調整に使う何枚もレンズをはめられるメガネフレームを使って、実験してみた。

 

左目の利き目に遠くが見えるようの度数の強いレンズ、右目に近くが見えるようの度数の弱いレンズを装着して、近くと遠くを見てみると、不思議と両方見える。ただ、どちらの場合も片目は焦点がずれていて、両目でぴったり焦点を合わせた時のような見え方ではないのだが、不思議と両方見える。

 

後ろにある眼鏡も勧められた。

 

かかる費用も通常のコンタクト・レンズのそれと同じで、眼鏡を買い直すよりもずっと安いので、一度試してみることにした。明日から試してみる。(続く)

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