ベナンでコロナのPCR検査を受けたら、検査後に水とパンをくれました。
本当は予約サイトで予約を入れて、検査会場に行くのですが、急な予定の変更があったため、予約なしで行きました。検査会場から3分くらい歩いた場所に、予約事務所があって、そこでパスポートとフライト情報を伝えて、現金で支払いを済ませ、検査会場に戻ります。
検査会場では15分ほどの待ち時間で順番が回ってきました。検体を採取する部屋に入り、看護士さんは携帯電話でお話しをされていて、彼女が長話を話し終えるのを待って、検体の採取が始まります。フランス語でマスクを外すよう言われたので、マスクを外すと、実はそうではなかったようで、マスクをし直して、というのを2回繰り返した後で、看護士さんが私のマスクを鼻マスクの位置にずらして、マスクが口だけを覆う状態で、鼻から検体を採取してくれました。
その部屋を出たところで待っていた係員から、ミネラルウォーターとパンを受け取り、また、検査結果は同日の夕方5時までにメールで送ります、とのことで会場を後にしました。因みに、通常の料金の場合は2日後に検査結果が送られるようなのですが、出発ぎりぎりまではらはらするのが嫌なので、同日中に結果をもらえる追加料金を支払いました。ベナンではこれをVIPサービスと呼んでいるようです。
アフリカらしく同日の5時までに検査が送られて来ることはなく、同行していたベナン人に聞いたところ、検査結果は23時に送られるとのこと。23時まで待っても、検査結果は送られてきません。再度聞いてみたところ、検査会場のウェブサイトで検査結果を調べることができるとのこと。そのサイトに二つのコードを入れるのですが、そのコードが検査会場でもらった用紙のどこに書かれているのかがとにかく分かりみくく、だいぶ時間がかかりましたが、検査結果は陰性であることが分かりました。
アフリカでも他の国では、政府から認可を受けた民間の会社が24時間体制で検査を受け入れていたり、出張サービスもやってくれたりするのですが、ベナンでは検査会場が1ヶ所しかなく、そのようなサービスはないようでした。